TOEIC700点を取得した後、年収720万円のシンガポール大手企業に海外転職できた私ですが、TOEICで年収アップさせることは可能なのか考えをまとめました。
TOEICスコアと年収は下記の関係がありました。
・TOEICスコアで年収は上がらないが
・TOEICスコア=年収で求人紹介は受けられる
TOEIC700点なら年収700万円、TOEIC800点なら適正年収は800万円というように、TOEICスコアがあれば最低限そのレベルの求人紹介をエージェントから受けることが可能でした。
私はTOEICスコアに応じて、適正年収の求人を紹介してくれた転職エージェントを利用しました。
特に、利用して「TOEICスコアに応じた年収」「大手の好条件求人紹介」を徹底してくれたのが、下記dodaエージェントで、上手くキャリアアップに繋がる転職ができたと感じています。
dodaは、研修も充実している求人が多いので、TOEICはあるけれど英会話に自信のなかった私でも、転職後に英語力が更にアップしたいと感じています。
経歴書サポートなども徹底的にアドバイスしてくれた点でも、TOEICを活かしつつ、確実にキャリアアップになる転職ができたと感じています。
TOEIC700点あっても海外勤務の求人紹介がなかったエージェント
2年前にTOEIC700点を取得して、そのまま海外展開も進める上場大手企業へ転職した私ですが、TOEIC700点あるなら年収700万円以上の海外勤務求人紹介は多くなりました。
ただ、TOEIC700点あっても下記の点を意識しないと高年収求人は見つけにくいです。
・ある程度の大企業
・TOEIC評価してくれる転職エージェントの利用
TOEICを正しく評価してくれる企業でないと、好条件求人で転職しにくいので、そうした企業の求人を多く保有している転職エージェントを利用しないと、適切な求人探しは難しいと感じました。
TOEIC900点までアップ後も再転職して、1000万円の大台に乗りました。
とはいえ、いくらTOEICが高くても「TOEICだけでは年収アップには直結しない」と感じている理由が下記です。
・TOEICスコアだけを要求する求人は少ない
・経験のほうが重視される
実際に転職サイトでもTOEICスコアだけを応募要件にしている求人は少ないので、高いTOEICスコアだけを武器に、年収アップして転職というのは、TOEICビジネスを推進している業界の幻想というのが率直な感想です。
ただ転職活動して感じたのは、TOEIC700点あれば、下記のような求人紹介が多くなるということでした。
- 年収700万円以上は固い
- 海外出張などスキル向上できる求人も増える
一部の大手を除いてTOEIC700点あれば、かなり好条件な求人紹介があるので、逆にTOEIC900点クリアなど待って転職するよりも、好待遇で転職してスキルと経験を積んでしまうのが、現状ではベストではと感じています。
doda、JACリクルートメントなどは、TOEICなど英語力を必要とする大手企業の求人が多く、コネクションのある日系企業の海外駐在員求人なども紹介があり、市場価値通りに評価してもらえたと感じました。
アメリカ、イギリス、シンガポールなど海外への転職を目指してエージェント利用する登録者も多いため、TOEIC点数で終わらない英語キャリアを積むことができていると感じています。
一方で、TOEICスコアが800点から900点あっても全く評価してくれずに、一般的なソルジャー系営業求人(光回線、不動産、保険販売など)の紹介ばかりしてくるエージェントもありましたので、下記にて感想をまとめておきます。
TOEICでスコアがあっても全く使えなかったエージェントの特徴と一覧
TOEICを活かした転職で全く使えなかったエージェントの特徴が下記です。
- 誰でも登録できる転職エージェント
- リクナビネクストなど求人サイト
誰でも登録できるタイプの転職エージェントの場合は、TOEICスコアなどで人材を評価せずに、とにかく営業系の求人に押し込もうとしてくるだけで、英語を活かした転職案件の紹介はありません。
ドメスティックな人材の登録が多いエージェントで、上記のような傾向が強く、代表的なものとしてはエン転職エージェント、パソナキャリアなどがありました。
大手企業の求人が少なく、また手間のかかる英語ドリブンでの転職希望者をサポート対象にしていないことも多いようで、TOEICスコアが無意味に感じる可能性が高いです。
ビズリーチなどハイクラス系の転職エージェントでも、国内大手企業の案件は多いものの、登録エージェント(ヘッドハンター)の質がピンキリで、TOEICスコアはそれほど役に立たないとアドバイスされたこともありました。
×アデコ
外資系エージェントであり、日本ブランチと海外現地ブランチで運営母体が違う、国内、海外現地拠点それぞれで履歴書の登録をしたが、現地労働ビザがなければサポートできないとのこと
×パソナ
パソナは日系だが、現地にも拠点があるので期待して登録したが、JAC、アデコと同様に現地労働ビザを持っている人のみ対応しているとのこと
×ビズリーチ
広告などでは「海外勤務」の求人特集などやっているが、日本拠点のヘッドハンターしか登録がなく、海外勤務の求人はなかった(ヘッドハンターは英語レジュメもほとんど見ていないと思われる)
×リクルートエージェント
海外求人含めて数は多いが、年収は若干低いと感じた
△JACリクルートメント
年収800万円前後の求人紹介が多く、TOEICを活かして転職しやすい求人提案が多いと感じた
〇doda
純粋に海外出張が多かったり、業務で英語を使用する求人が多く、かつ英語研修など充実した教育システムもある大手企業の求人が多かった
dodaと、TOEICでセレクションしているJACリクルートメント、リクルートエージェント以外は、登録しても転職に値する求人紹介はなかったという結果でした。
TOEICスコアを活かして転職を有利に進める方法
利用エージェントについては、上記の通りなのですが、TOEICスコアと年収の関係性について、私の肌感覚ではありますが下記のようになっていると感じました。
TOEIC700点:600万円前後
TOEIC800点:800万円前後
TOEIC900点:1000万円前後
もちろん、年齢や経験によって左右されますが、おおよそTOEICと職歴がある程度連動すると考えると、上記のような相関になっていると思われます。
私は700点で就職、800点と900点でそれぞれ転職しているのですが、年収も500万円から年収800万円に上がり、その後現在の年収1000万円という形式になっています。
ちなみに、年収以外の傾向としては、中小企業ほどTOEICは評価せず、大企業のほうがTOEICを課題に評価してくれると感じました。
- 東証1部上場企業
- 外資含むグローバル企業
大手企業でも社内で「TOEIC700点」すらもクリアできない人材が多い会社から評価してもらえ、転職エージェントからも優先的に対応して貰えて、希望通りに転職しました。
外資系と日系のTOEIC評価基準について
私がTOEIC取得したのは、会社の昇給要件にTOEIC700点があったためですが、TOEIC取得をきっかけに、その後、転職することになりました。
転職理由としては下記の2つで、主にTOEIC700点以上あると、社内での昇給よりも魅力的なオファーが来たためです。
・日系グローバル企業の海外駐在求人募集で評価された
・外資系企業からも若干のオファーがあった
私自身、転職後は「20代で年収500万円を超えた」「海外駐在などチャレンジできる職場を手に入れた」ことから、TOEICを活かして上手くキャリアアップできたと感じています。
日系企業への転職であればTOEIC700点以上あれば「英語人材」として「転職エージェント」は評価してくれますし、企業側も採用基準にTOEIC700点以上にしているところは多いです。
そのため、TOEICがあれば日系大手を狙って転職するのが、外資系よりもコスパが高いと感じました。
転職エージェントによると、TOEICを活かして転職するなら、100万円~200万円は年収でアップさせる余地があるとのことでした。
実際に「JACリクルートメント」では「TOEIC700点以上をグローバルプレイヤー」として優遇して転職サポートしてくれて下記の優遇がありました。
・国内大手だけでなく「海外勤務求人」「外資系求人」の紹介
・経歴書、面接対策などサポート
TOEIC700点以上あれば、国内大手企業への転職サポートで優遇してもらえるだけでなく「外資系企業」「海外勤務」の求人も多いです。
逆に言うと、特定のエージェント以外だとTOEICを持っていても評価してもらえないので、TOEICスコアがあるならJACなど正当に評価してくれるエージェントを使わないと勿体ないと感じました。
TOEICと転職案件の属性の関係性について
TOEICスコアがあって海外転職を狙っていく場合は、エージェントを利用すると下記のような求人紹介が多かったです。
TOEICスコアを評価して採用している求人の特徴
- 大手国内企業
- 外資系企業
- 海外駐在求人
海外駐在求人だと、シンガポール>アメリカ>イギリス>東南アジア>香港、中国、台湾>韓国>カナダあたりの求人が多かったです。
他のエージェントの場合は、求人募集を依頼する企業側も、登録者に「英語人材」が少ないのを知っているので、上記のような求人は集まりにくいです。
また、労働ビザのサポートが必要になる日本在住の日本人向けの転職サポートは、現地拠点と日本拠点の連携が必要になるため、現地と日本で運営母体が違う転職エージェントは使い物になりませんでした。
TOEICスコアを持っているのであれば「適切に評価してくれるエージェント」を利用しないと、満足いく求人紹介は得られないので注意が必要です。
上記のように、転職エージェント自身が「英語人材」を評価していて、求人企業自体も「英語人材」を評価しているエージェントを選ぶのは必須です。
TOEIC700点以上あるのであれば、海外求人をある程度紹介してくれるJACなど以上に評価してくれるエージェントはないので、話を聞いておいたほうが良いです。
TOEIC700以上で優遇されるエージェント
そもそもアメリカ求人が集まりやすいエージェント自体、数が多くありません。
求人の多いエージェントである、リクルートエージェントとワークポートでも、TOEICスコアを求めているのは、リクルートエージェントだけです。
JACリクルートメント、リクルートエージェントでは、無料登録時に、TOEICスコアの入力を求められます。
その際に、700以上で入力してあげれば、自動的に振り分けされ、優遇された待遇を受けることが可能です。
優遇の内容としては、下記の2つがあります。
TOEIC700以上で優遇される点
・アメリカ求人などの駐在案件を優先的に紹介
・特化したエージェントが担当につく
ポイントとしては、上記の2つです。
特に、アメリカ転職を迷っている人というのは、どんな求人があるのか分からないから、転職活動を始めるべきか悩む人は多いと思います。
そのため、TOEIC700があれば、アメリカ求人などの駐在案件を優先的に紹介して貰えるので、自分の実力でどの程度の求人があるのか把握することができます。
それを見た後で、実際に転職するかどうか決めればよいので、TOEIC700以上の人は恵まれているといえます。
まずはTOEICを受けようと考えるかもしれませんが、実際にエージェント登録時には、TOEICの公式スコア提出はありません。
もしも自分に700以上の実力があると思うなら、700以上で登録してみて、求人だけ見せてもらうのが賢い方法です。
その後、本当に応募しようと思ったら、TOEICを受ければよいのですが、私自身、リクルートエージェントを利用して転職しましたが、一度もTOEICスコアを求められる機会はありませんでした。
TOEICの点数別の対応基準(800点以上、900点以上)
まず楽天、ユニクロあたりの英語公用語化を進めている企業の場合は、TOEIC800点以上というのが一つの基準になっているので、日系グローバル企業で海外勤務も経験したいのであれば、800点以上というのは目標としておいたほうがいいです。
ただ、私自身はTOEIC700点以上という段階で、日系グローバル企業に転職して、数年後には海外勤務の可能性もあると内示を受けている位なので、逆に英語ができる人材が集まりすぎる英語公用語化の企業よりも、日立、東芝、パナソニック、トヨタ、日産などグローバル企業でありながら、国内人材には英語レベルをそれほど求めていない日系グローバル企業を狙ったほうがキャリアパス的には満足できる可能性が高いのではと感じています。
ちなみに、TOEIC900点以上になってくると、国内企業では求めているところは殆どなく、TOEIC800点以上も900点以上も扱いは変わらない印象でした。
外資系企業などでは、日本支社で採用後にアメリカ、イギリスなど海外支社に挑戦する環境はありますが、駐在などの可能性はなく、転籍扱いになることが多いので、TOEIC900点あっても海外では重視されません。
外資系企業で働きたいだけであれば、TOEIC700点以上あれば全く問題なく、勤務することはできると考えられます。
企業別のTOEIC評価基準
社内公用語化を進めたユニクロ、楽天などはTOEIC800点程度を求めているようですが、一般的にはTOEIC700点あれば「英語できます」と言っていいです。
確かに、すぐにネイティブと話すのは難しいかもしれませんが、仕事を通じてなれますし「TOEIC0点~500点」程度の人材が沢山いる日本の転職市場においては「英語人材」だと胸を張ったほうがいいです。
特に日本在住の日本人でも採用したいと考えている海外転職案件であれば、そこまで英語を要求していないので、現地に行けば何とかなると考えて問題ないと感じています。
私自身は、TOEIC700以上を保有している状態で、転職エージェント(リクルートエージェント)を利用しました。
その結果、下記のような求人を紹介して貰うことができました。
TOEIC700以上あった場合リクルートエージェントで紹介のあった求人
- 日系グローバル企業の求人
- 外資企業の求人
- アメリカ駐在員
- シンガポール駐在員
- カナダなど英語圏駐在
- フィリピンなど東南アジア駐在
- 海外出張の多い英語を使う求人
ただ、逆に他のエージェント(マイナビなど)だとTOEICの点数を伝えても、「凄いですねー」と言われるくらいで、求人の質に反映されたりはせず、訳の分からない企業の営業求人を紹介されたりしました。
JAC、リクルートエージェントの場合だと、TOEIC700以上で「グローバルプレイヤー」として優遇されて、明らかに他のエージェントでの待遇と違ったので、TOEICスコアがあるならリクルートエージェントを利用するのが良いと思います。
転職エージェントでのTOEICスコア確認について
ちなみに、JAC、リクルートエージェントではTOEICスコアの確認はされませんでした。
つまり、公式のスコアシートの提出などは求められず。実際、私はスコアシートが手元になかったのですが、特に持ってくるようにとかは言われなかったので問題ありませんでした。
アメリカ求人などの海外勤務求人を探すうえでは、TOEICの点数は非常に重要です。
理由としては、海外勤務、駐在求人を多く持っているエージェントは、登録条件を、TOEIC何点以上としていることが多いからです。
駐在求人を多く紹介してくれたリクルートエージェントでも、TOEIC700が海外求人を紹介する際の条件になっています。
希望するすれば現地採用もありますが、基本的に条件のよい駐在員求人の紹介のほうが多いです。または、日本勤務でも出張ベースで海外に行くことの多いポジションです。
TOEICがない人は残念ながら、海外に関わる仕事をするのは難しいのですが、もしもTOEICがあるのであればチャンスはかなりあるので、積極的に利用したほうが良いです。
そもそもどうしてTOEICなのか?
リクルートエージェントなどのエージェントの場合、集まってくるのは日系企業のアメリカ駐在求人です。
そのため、雇い主は、日本の会社ということになります。
日本の会社なので、当然英語ができる人は少なく、採用決定者の人事も、基本的に英語は喋れません。
人事担当者が判断指標にするのに必要
そうなると、自分で英語の実力を判断するのは難しくなるので、候補者には最も分かりやすい英語指標を求めます。
また、採用前に、承認をするのは、社長や、採用部署の部長なので、その際にも、明確にわかりやすい指標が必要です。
それがTOEICの点数ということになります。
日本人が最も受けている英語テスト
実は、TOEICにもいくつか英語資格というのはあります。
例えば、TOEFUL、IELTS、などです。
英語圏の大学進学の際に、求められる英語資格で、私自身も大学で英語留学を目指そうと思ったときに、少し勉強しました。
一度、IELTSは受けてみたのですが、トータルで5.5とかなり微妙なスコアでした。
ただ、IELTS、TOEFUL受験者は日本人には珍しく、目的も大学入学などであるため、受験者数が少ないです。
そのため、TOEICを採用しているという背景があります。
国別のTOEIC水準と海外転職に実際に使えると感じたエージェント一覧
私は英語圏メインで海外転職エージェントを利用していきましたが、ここでは実際に国別で求人探しをする際に、実際に労働ビザを考慮して求人紹介があったエージェントをまとめておきます。
ちなみに、良くまとめられている北米、南米、ヨーロッパ、オセアニアというくくりではなく、国別にまとめていますので、より実践的に求人紹介のあったエージェントが分かりやすいかと思います。
求人数が多かった順番に記載しています。
アメリカ>シンガポール>香港>イギリス>オーストラリア>台湾>中国>ヨーロッパ>南米(ブラジルなど)
アメリカに強い転職エージェントと求人サイト
実際に登録時に必要な条件としては下記の2つで、クリアしていれば海外求人の紹介はあると考えて問題なかったです。
既卒で職歴なしだとTOEIC800点、900点持っていても海外転職案件の紹介は難しいとのことでしたが、最低限上記は満たしていた私は複数国の海外案件の紹介を受けられました。
TOEIC700点以上で紹介のあった国としては、東南アジア、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど英語圏の国が多かったです。
私自身も内定企業の紹介があった転職エージェントで海外案件の紹介数が多かったのが、アメリカ、イギリス、カナダではTOEIC800点あれば、日系企業では英語ができる人という評価になります。
そのため、最低限700点はあれば、求人紹介は受けやすくなります。
ただ、それでもすべての転職エージェントで海外求人の紹介があるわけではありませんでした。
例えば、リクルートエージェントでは海外転職案件の紹介を受けられましたが、他に登録したエージェントでは下記の理由から紹介がありませんでした。
- 労働ビザがない登録者はサポートできない
- 海外求人は実はほとんど扱いがない
上記に該当していて、登録したのに意味がなかったのが、下記のエージェントでした。
- ビズリーチ
- JACリクルートメント
- アデコ
- Daijob
- パソナ
パソナNAは北米、南米向けのバイリンガル転職サイトですが、労働ビザが現時点でないとサポートは受けられませんでした。
バイリンガル向けではない転職サイト、エージェントでも、労働ビザがないとサポートできないと言われたところは多く、、その場合、登録したレジュメを準備する時間も全て無駄に終わりました。
ビズリーチは、海外転職に強そうな広告展開などもしているのですが、実際に登録すると、登録エージェントで海外案件を扱ったことがある人が殆ど存在しませんでした。
JACリクルートメント、アデコは日本法人ということもあり、国内勤務の企業が中心で、海外案件の紹介はありませんでした。
Daijobは、ひたすらマッチングしているのか良く分からないダイレクトメールで、求人リストが送られてくるのですが、殆どの対象がエンジニアや役員候補なので、実際に応募するのは難しいと感じました。
ちなみに、職歴のない新卒で海外就職する場合は、転職エージェントは使えないので注意が必要です。
新卒で海外就職するのであれば、基本的にその国の大学を卒業している(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど)必要があり、仮に就職できる地域があっても東南アジア、中華圏が中心になり、低年収は覚悟するべきです。
繰り返しになりますが、現地エージェントの場合は、労働ビザのサポートがない中小企業の求人ばかりで、現地在住者のみしかサポートしてもらえません。
×QuickUSA
×WorkUSA
×ProXJ
×Actus
×JACリクルートメント(そもそも拠点がない)
×パソナNA
△リクルートエージェント
〇doda
QuickUSA、WorkUSA、ProxJあたりは、在住者で日本語、英語話者を対象としている傾向が強く、求人紹介がが受けられませんでした。
JACリクルートメントは、そもそもアメリカに拠点がなく(あるのはイギリス)、注力していないようで、求人紹介は受けられなかったです。
リクルートエージェントの場合は、アメリカのカリフォルニア(サンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンゼルス)から、日本人が若干多いワシントン州のシアトル、日系人が多いフロリダ州(マイアミ、オーランド)、東海岸のニューヨーク周辺で支社を持つ日系企業の求人紹介が多かったです。
基本的に駐在扱いになるため、現時点で日本在住で労働ビザが無くても問題ありません。
アラスカ、カナダ国境については、石油関連のプロジェクトが走っているため、商社系、プラント、エネルギー系の駐在求人は多かったのですが、あまり北米の雰囲気を味わえませんし、駐在期間も限定されるため希望しませんでした。
びびなびなど現地フリーペーパー発祥の求人情報サイトもありましたが、基本現地人対象(英語が苦手な)なうえ、飲食店関連の接客業中心なので、利用しませんでした。
シンガポールに強い転職エージェント
シンガポールの場合は、ネット企業、半導体メーカー、電機、食品メーカーなどで東南アジア展開している企業のアジアヘッドクオーター(HQ)求人が多くありました。
ただ、こちらもアメリカ同様に現地向けの求人サイト、エージェントの場合は、労働ビザプロセスを待てないせいか、日本在住の私には紹介はなかったです。
またコールセンター系の仕事でキャリアパスが見えにくい求人も多く、年収300万円~400万円のまま上がらない求人もありました。
シンガポールでは、最低限、年収500万円以上の求人でないと、ビザがおりにくくなっているので、そもそもシンガポール労働ビザもちの人対象だったり、使えるサイトを見つけるのは難しかったです。
×カモメアジア転職
×AsiaX
×パソナシンガポール
×アジアdeオシゴト
×JAC Recruitment Singapore
×テンプスタッフシンガポール
×Reeracoen Singapore
△SDS
〇リクルートエージェント
〇doda
ちなみに、シンガポール自体、徐々に日本人求人マーケットだけでなく、全体的に求人需要がしぼんできており、中小エージェントには求人応募がかかりにくいようです。
例えば、マネージャーポジションでも年収500万円~600万円だったりするので、リクルートエージェントなどで日系企業の駐在で行くのがベストだと感じました。
香港に強い転職エージェントについて
香港は、物価が非常に高いので、現地採用の場合は、かなり劣悪な環境で生活しないと厳しい財政状況になりがちです。
こちらもシンガポール同様に、駐在求人を中心に探しました。
△パソナアジア
△キャリアクロスアジア
△JACリクルートメント香港
△ALA中国
同様にJACリクルートメント(香港ブランチあり)で求人は多かったですが、リクルートエージェントはあまり求人がなかったです。
これはリクルートエージェントが製造業にあまり強くなく、香港の日本人需要は製造業中心なためのようです。
TOEICを活かした転職をするなら控えめにならないほうがよい
私自身は日本の会社に勤務していた20代で、海外で働く目標を実現するために、転職活動を進めて、現在はアメリカ勤務です。
当時は、英語圏メイン(アメリカ、イギリス、シンガポール)に転職活動を進めたのですが、初めの海外転職で英語圏がベストな理由が下記だと思います。
- 給料水準が落ちない
- 今後のキャリアパスを描きやすい
英語圏であれば、別の英語圏でも、その後さらに転職することができますし、給料水準も保つことが容易(日本は給与水準安すぎる)なので、海外勤務を実現するには英語圏を目指すのがベストだと感じています。
これはTOEICに限らずですが、アメリカでの転職活動は、とにかく強気で活動したほうが良いです。
アメリカでの候補者というのは、できないことも知っている、できると言ってきます。
そのため候補者の言ったことの半分くらいしか、雇用主も信じません。
もしも、控えめな日本人が、控えめに自分のスキルをアピールしてしまうと、全然実力のない人物だと判断されがちです。
TOEICの例は一例ですが、実力があるのであれば、堂々とTOEICの点数を記入してしまってよいです。
ちなみに、英語力については、日本人の駐在であれば、実際のところ、顧客が現地の日本人であるケースが多いのです、あまり英語力を求められない場合もあります。
もしも自分の英語力をネックに思っていても、堂々とTOEICを活かして転職を目指すべきです。
コメントを残す